バルトリン腺記

バルトリン腺にまつわる個人の記録。思い出。

帰宅後、麻酔も切れかけ少々患部が痛み出してくる。
事前にネットで、円座があると大変良い
という情報を得ていた。
用意する時間もなかったが、確かにあるとないとでは雲泥の差だったに違いない。
椅子にじかに座るのも大変だったもの。
というかもう座らないで良し!でしょうこんな時は。
玉子サンドをなんとか齧って処方された抗生剤と痛み止め(ロキソプロフェン)を飲んでしばらく、痛みもすっかり楽になり、その夜はやっと安心して快眠することが出来た。
初めての膿瘍発症から2週間目の夜でありました。


翌朝、昨夜飲んだ痛み止めの効果が切れたらどんな感じに痛みは残っているのかと思っていたら、それがちょっと驚くぐらい痛みは消えていて、1週間分出ていた痛み止めの出番は早々になくなった。
ロキソもなかなか体の負担になるのでね、助かりました。

ただひとつ……抗生剤を服用し始めて4日目の朝、左手が麻痺したような感覚とともに目覚めた。
しばらく手のひらを動かす運動をするとその日はもとに戻ったのだが、次はまた起床時右手に同様の症状が現れた。
それから起床時、左右どちらかそんな感じになるに加えて手のひら全体のうっすらとした痛み
→左手首の腱?がピクピクとした痛み→手のひらの中心以外と指の痺れに、日に日に徐々に変化していった。
抗生剤について薬剤師さんが強い薬と言っていたし普段ないことなので、副作用かなと、処方時同封されていた薬の説明書とは別にネットで調べてみると、麻痺も痺れもヒットした。
このまま服用するべきか迷った時にはもう残量少なく、どっちみちこれが副作用なら飲むのを止めれば症状も出なくなるだろう
からバル治療を優先して飲みきってしまおう!と決断。
ここまで来てぶり返した日にはもう浮かばれんのです。
(クリニックでのこともあったのでね)


肝心のバルの様子はと言えば……
術後もやはりペタンコなにそれ?な風でぶりんぶりんに元気な硬さと丸み健在でした。
腫れMAX時は、先生の見立てでは鶏卵ほどあったそうで、それに比べたらまだ可愛らしいと言えるのかもしれないが。
3、4日抗生剤服用してもあまり変化は感じられず、左大陰茎が気持ち収縮しているような……?ぐらいの感じしかなかった。
不安を覚えながらも、まだ3日ある、まだ2日ある、と、1日1日祈るように過ごしていたのですけどね、流石に4日越えたあたりからは、亀の歩み過ぎて非常に分かりにくかったけど徐々に大人しくなり始めてはいた。
そして最終日近くにはやっと柔らかくもなってきた。
ぶりんぶりんが、ふにぃ、とした感触に。
そうそうこれこれ、この感じ待ってました!



つづく……