バルトリン腺記

バルトリン腺にまつわる個人の記録。思い出。

ここで、少し復習したいことがあります。
レディースクリニックでの初めての膿抜きのこと。
麻酔もなく、体感的にメスを使われたかどうかもよくわからず、注射器で膿抜き→手動膿抜き→洗浄?消毒、の流れだったのですが、
明細書には「バルトリン腺膿瘍切開術」
と記載されていました。
切開術というより穿刺術では?
腑に落ちないところが無い訳ではなかったのですが……。

話を戻します。
手術を終え、再び診察室に。
私「あの、膿、どれぐらい取れました?」
先生「注射器では○○ccぐらいかな?あと絞ったのと合わせたら見た感じ大体30ccぐらい」
○○ccというのはすみません、ど忘れしてしまいました。
私「暫くシャワーがいいですよね?」
先生「そうね、ウォシュレットあります?あるといいんだけど」
私「(そんな近代設備)ないです」
先生「じゃあ傷口が回復するまで清潔に保つようにしてください」
私「職場、家なんで、再々シャワーで流します」
先生「今回はご本人の強い希望でこの処置になりましたけど、傷口は、こんな感じで縫ってあります」
とイラスト解説。

今回はご本人の強い希望で……
確かにそうかもしれないが、この方法をあくまでソフトに、同時に食い気味に押して来たのはおじいちゃん先生でもある。それで固まった方向性を当日ひっくり返そうとしてきたのは、先生……?

希望したのはあくまであなた

みたいに言われても、そりゃそうでしょうが!

みたいな言葉は口にしません。

(あ、ガーゼ詰めたりとかではないわけね…)
先生「7ミリ切って、8箇所こういう具合に溶ける糸で縫ってありますんで。後は、抗生剤と痛み止め出しときますんで、一週間に一回消毒しに来てください」
私「ありがとうございましたー」

と、こんな感じの遣り取り後、次回診察の予約票をゲットして待合室から脱出。
婦人科前で待ってくれていた彼とやっとの再会です。
ロビーにて、術後の私に代わってお会計を済ませて来てくれた彼が、
「何かすんごい安いんだけど?」
領収書を見せて貰うと5千数百円と謎にお安い請求額。
ネットで調べた開窓術の金額は大体¥1.2000〜¥2.0000ぐらいだったので???な感じで明細書を確認するとそこには、
バルトリン腺膿瘍切開術」
との記載が……。
 
造袋術じゃないと明細上開窓術扱いにならないのかな?
冒頭のレディースクリニックでの件から導き出せるのはそんなところ。
なかなかモヤッとするけれど。
彼が薬局へ処方薬を取りに行ってくれて戻って来た。
彼「抗生剤なんだけど、薬剤師さんに結構強い薬ですけどどうされたんですか?気持ち悪くならなければ飲みきってくださいって言われた。痛み止めは、痛くなければなるべく飲まないでって」
へーい、さんきゅう。
そして帰りもタクシーで帰宅です。


つづく……